7/17/2007
未来ビジネスを読む
『未来ビジネスを読む;浜田和幸』は為になる。
「未来学」は、どのような事態が起こっても、あわてふためかないで冷静な対処ができるよう準備しておくための実践的学問である。
自分だけは事故に遭わない。
自分の家だけは問題を起こさない。
自分の会社だけはレイオフなどしない。
こうした自己中心の発想の虜になっている人が多い。
大きな流れを読み誤らないための「3つのポイント」
第一は、常識とは発想の違う突出した考えを持つ人々を探し出して「それらのアイディアに常に関心を寄せておくこと」である。
第二に、自分の専門分野には関係ない情報源をキープし、「新鮮な発想や人材の発見に努める」。
第三に、見知らぬ土地や国を旅行し、生活風習や文化、価値観の違いから「当たらし観察や発見を積み重ねる」。
なにがどうなっても、物事の基本はあくまで人間関係である。それを肝に銘じたデザインをしなければ、上手く機能しない。
予期せぬことが突発的に起こることによって、個人の生活など一夜にして激変してしまう。そういう事態を常に想定して、これからは生きてゆかねばならない。
自分をはじめ、国民みなが不満を持っているということは、新しい発想を受け入れる土壌ができているということだ。
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