3/03/2008
沖縄を撃つ! 花村萬月
沖縄を撃つ! 花村萬月
瀬長島
大城食堂は、佇まいからしてちがう。那覇は泉崎だと思う。
真栄原社交街入り口、臓物屋。
首里の御殿山(うどんやま)
国頭郡大宜味村の前田食堂
歓会門(宜野湾市大山)
前島のピンサロ
波之上、辻二丁目が那覇のソープ街
真栄原新町
珍珍洞
福州園
金城米子「霊能の世界」
私に言わせれば音楽は、じつは数学の一ジャンルである。
明確なビートは音楽が数学的であることを否応なしにあからさまにする。バッハを聴いて数学的快感を覚えない者、数学的な美を連想しない物の感受性を、そして能力を私は疑ってしまう。
けれど物事を判断できぬ不明瞭好きな雰囲気人間は厳然たるものに対して腰が引けてしまう。なあなあで生きている救いようのない弱者にこそアコースティック信仰はふさわしい。それにしても、自然保護バカとアコースティックバカが微妙にかぶるのが、また鬱陶しい。
人は矛盾のかたまりだ。ある面では善き人であり、ある面では愚かであり、ある面では悪を為す。こんな当然のことを書くのも気恥ずかしいが、沖縄の人は、よい人扱いをされたら気をつけたほうがいい。あなたをよい人扱いするその者は、あなたを飼い犬のように思っている。善悪という重要な価値判断を、当事者を差し置いて一方的に決め付けてしまう傲慢は、まるでペットの従順さをよいものとするよき飼い主の遣り口だ。
「ヤマトに負けるな!ヤマトをぶち殺せ!」金城真吉(天才ボクシング指導者)
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