11/29/2007
武道的身体のつくり方
武道的身体のつくり方/木村文哉
胴体力の項から
背中の柔らかさが大切。歳を取って背中が硬くなって板のようになると、関節や肩を痛めてしまう。魚はみんな背骨でしょ。坂東玉三郎
武道の極意は力を抜くこと。
人間は前面の感覚が強いから、どうしても胸の方に意識が行きがち。そうではなく、背中から伸びるように意識してください。
腹に空間ができたような感じる姿勢。
伊藤昇先生の立ち方の条件
①足の裏の真上に骨盤が位置していること。
②腿、膝、ふくらはぎに力が入っていないこと。
③骨盤の真上に肋骨が位置していること。
④股関節で地面を捉えていること。
柳川先生の項
空手における正しい立ち方
①下腹に力を少し込めてやや腹をへこませる。
②腰の「くの字に曲がる部分」をすこしずつ下腹のほうに向かって押し込めていく。
③ある位置に腰が決まったときに、違和感のない一点が感受できる。それが腰と腹のバランスがぴったりと一致した状態である。
肥田春充が「腰腹同量の力」と表現している状態と同じであり、これが空手技の発現に不可欠な立ち方である。
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