1/01/2008
さわやかでたのもしい経済社会への道
「さわやかでたのもしい経済社会への道」ナナオサカキ ゲーリー
1、ぎりぎり 必要なものだけを 求めよう
2、工業製品ではなく 手作りを
3、スーパーマーケットではなく 個人商店 または生協に つながろう
4、虚栄と浪費のシンボル―誇大広告を まずボイコットしよう
5、最大の浪費 ミリタリズムに かかわらない
6、生活のすべてに もっと 工夫と創造を
7、新しい 生産と流通のシステムを 試みよう
8、汗と思いを わかち合う よろこびから
9、真の豊かさとは 物と金に 依存しないこと
10、野生への第一歩―よく笑い よく歌い よく遊ぶ
「恐怖体制」
どうやらぼくたちのこの現代社会は恐怖の体制であるらしい。そこでは安心をお金で買い、競争で勝ちとらねばならない。それは椅子取りゲームのようなもの。より多く、より速く、といつも前のめりになって、永遠に得ることのできない安心を追いかけまわす。それがファストな社会に生きる僕辰の姿だ。そんな社会にあって、ぼくたちのスローダウンとは一体どんなことを意味するのだろう。それは恐怖の連鎖から外へ出ること。恐怖の体制から自らをアンプラグすること。恐怖という登りかけた山を下りて、引き返すこと。山の向こう側に安心などありはしないのだから。安心はどこにあるのだろう。よく見れば安心の種はこちら側にいくらだって見出されるのだ。
○―×
自信―失敗するはずがないという意識
スピード―拙速
機知―口の悪さ
アンテナを張り巡らす―よさそうなものだけに目を向ける
献身―仕事中毒
制御―柔軟性の欠如
勇気―向こう見ず
我慢強い―変化に逆らう
人を引きつける魅力―人を思いのままに操る力
倹約家―ケチ
一途に取り組む―妄信
オープンシステム―情報は部門間を必要に応じて流れる。隠し事は奨励されない。
報酬は事業単位へ―権限委譲やコラボレーションを推進するマネージャーが評価される。
自主管理―情報と経験は速やかに知識に変換される。知識の取得と共有が自主管理グループの土台となる。
マインドフルな思考スタイル―ローカルな視点とグローバルな視点の両方を常に取り込む。方針決定にあたっては多様性、倫理、美なども考慮する。学習する姿勢が高い評価を受ける。慢心の発生はチェックされ、抑制される。
「人生棚卸」
1、自分の仕事と自己イメージはどんな部分で一致し、どんな部分で一致しないか?
2、熱心に取組んでいることがあるか?また、それについて積極的に学んだり、よい意味での難問にぶつかって緊張感を味わったりしているか?
3、仕事や私生活での人間関係は現在、どのような状況にあるか?
4、どんな秘密を持っているか?
5、深く後悔していることはないか?
6、最も恐れていることは何か?
7、どんな問題行動に苦しんでいるか?その問題行動は、もっと深い問題とつながっているか?
8、人生の目標をどのように変更してきたか?
9、時間にどの程度追われているか?その最大の原因は何か?
10、自分の性格のどの部分を強化する必要があるか?自分のどんな才能を見過ごしているように感じるか?
11、自分は何に貢献しているか?
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