松山猛 Mr. Freedom
自分のスタイルを持つことがいかに大切かを、忘れたまま大人になることは、生活の楽しみの一つを、自ら放棄することになる。
大人になってスーツを着て生活するのには慣れる人は多いが、それは学生時代の学生服の延長のようなものだ。
型にはまっている安心感とでも言えばよいのか。
だから普段着に何を着ればいいかが分からない大人が増えた。
団塊の世代ももうすぐ定年の時代を迎える。
スーツを脱ぎ去った後、彼らは途方にくれるのだろうか。
それは「足る、を知る」精神であり、同じ時代を、励ましあいながら生きる、仲間の力の大切さだった。いざとなったら友を助ける努力をしよう。
そう21世紀は「趣味と友情」の世紀でありたいと切に思う。一人勝ちするだけなら、友は去っていくばかり。
孤独であっても有り余る豊かさを取るか、そこ、そこの生活でも、にぎやかな人間模様を取るかの、いまは分岐点なのかもしれない。
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