10/14/2007

桜井章一/運に選ばれる人選ばれない人



桜井章一/運に選ばれる人選ばれない人



 



違和感が多いといい運はやってきません。出来るだけ違和感のあるものから外れて気分がよくなるほうへ行ったほうがいいのです。



どんな勝負事も、ここ一番の勝負どころというのは、「変わり目」のことを指しています。「変わり目」は必ずやってきます。つまり運がいい時も悪い時も、「変わり目」をとらえられるかどうかで流れが変わってくるのです。



いいものを見つけて自分のものにし、悪いものは見つけたら捨てるのが、「見つける」ということです。「見つける力」はさらに「片付ける力」がプラスされることで、より確かなものになります。



感じ方には、それが心地よいものか違和感があるかということがひとつの基準になります。違和感があればそこから離れることですが、知識に頼るクセがあると違和感がわからなかったりします。考えないで感じることが非常に大切なのです。



流れが悪ければ、流れを変えるきっかけをまずつかむ。



「間の中」に入れば、運のリズムが良くなります。

「間に合う」から外れると、間が抜けて、「間抜け」になります。「間抜け」な状態は運を落とします。間に合っていれば運がいいのです。間に合うには、いつも我が身を「間の中」に入れておくようにすることです。



妬みの感情を抱かないようにするには、自分の中にある不安を打ち消す努力をすればいいのです。他人に勝とうと思うのではなく、自分に勝って自分が強くなる努力をすることです。



私は不愉快な気分にさせれば、自分の負けだと思ってます。人と接する時はいつも人を愉快な気分にさせることや気分よくさせることを忘れないようにしてます。

運をもらいたかったら、気持ちの良い人と付き合うようにすることですが、それだけを思っていると他力本願になってしまいます。さらに自分自身が気持ちの良い人になるように心掛けることが大事なのです。



これから先、混迷と混乱の時代が長く続くでしょうが、そういう時に頼りになるのは情報でもなく知識でもなく的確に感じる力なのです。

迷わないためには、感じる力を磨き、自分なりのブレない座標軸をしっかりと持つことなのです。



本当の一体感とはいいことだけでなく、いざとなればダメなことも一緒に味わうという共生感が根っこになければ生まれません。



ただの他力本願では、運がやってくる道理はないのです。



根と葉を無視して花ばかり求めると肝心なものが見えなくなります。花を追求するとお金が儲かったり、多少の成功は得られるかもしれません。しかし、ふと自分の心を見つめると何もないことに気がついて空虚な気持ちになるはずです。

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