12/21/2007
コメ作り社会のヒト作り革命/漆山治
コメ作り社会のヒト作り革命/漆山治
対立すれば生産性が落ちる=日本型ビジネス
重大な欠陥ー形骸化しやすい、互いに既得権益を守り合う、前例重視で革新性に乏しい、スピード感がない、対立を恐れるあまり発展性まで阻害されてしまう。
「モーレツ集団」から「知的集団」への変換
人材評価の基準とは、企業のためにどれだけ利益をあげたかではありません。
どれだけ顧客の信用をかち得たか、どれだけ顧客を満足させることができたかが物差しです。
日本式経営は、アメリカの工学的な経営組織理論に対し、コメ作りに由来する自然発生的で、情緒的・家族主義的な組織論でもあります。
人間は機械ではありません。経営には、この感情というデリケートな動機を入れなければ成功しません。
チームワークで仕事してたところへ、能力主義・成果主義を導入し、無理に個人差をつけると、同僚との優劣を気にするようになって、チームワークは崩れてしまう。
管理職を改革すれば、弱体化している企業は八分通り生き返ります。
ゴマすり派よりもアグレッシブ(野心的)な人材を管理職に重用することに経営者が気付けば、日本は再び世界の先頭を走る事が可能です。
競争に勝てる組織作りとは、つまるところ責任の所在をはっきりさせ、意思決定が迅速にできるようにすることです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿