10/22/2007

富裕層ビジネス/中谷彰宏









富裕層ビジネス/中谷彰宏


お金を使ってもらうのではなく、使い道を教えてあげよう。

「昔からの富裕層」と「最近の富裕層」を区別しよう。

「お金持ちに見えないお金持ち」に気づこう。

美的センスで勝負しよう。

「買い物や観光以外の旅行の楽しみ」を提案しよう。

「時間のある富裕層」と「時間の無い富裕層」を区別しよう。

「高いけど速い」サービスを作ろう。

「自己顕示欲がある富裕層」と「自己顕示欲の無い富裕層」を区別しよう。

「儲かる以外のメリット」を提案しよう。

損得より、豊かさと潤いを提供しよう。

その人のコンセルジュになろう。

商品より自分を買ってもらおう。

「富裕層」と「準富裕層」を区別しよう。

儲けをあせらない。

支払いが、手切れ金にならないように気をつけよう。

プライバシーを重んじよう。

投網でなく一本釣りをしよう。



銀座には「長く通っている人」と「今、旬な人」がいる。

お金があっても時間がない。

モノを希少性や見栄で買う人は、モノ自体に興味ない。

「お金を持つ前から意識している人」と「お金を持ってから意識する人」がいる。



ハッピーを売るのがビジネス



庶民は、王様にもにも大悪党にも出会わないので、見ている幅が狭い。金持ちは、人間を見る目が肥えている。



お金があるときは強くても、貧乏になると急に弱くなるのは準富裕層です。

真の富裕層は、お金があろうがなかろうが、いつでも一から出直して生きていく力があります。

教育という形の目に見えない財産を、たくさん持っているのです。

さらに、無一文になっても助けてくれる友達が、世界中にいます。

無一文になった途端、まわりみんなが敵になるのは準富裕層です。

富裕層は日々の消費活動を通して、たとえ無一文になっても食べさせてくれるような友達を、たくさんつくっています。

つまるところ、みんなから「あの人はお金があってもなくても面白いね」「一緒にいると楽しい」「元気出るよね」と思われる人間力があるのです。




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