9/26/2007

東洋通信/日本に帰るつもりの日本人高校生は?



東洋通信





日本の帰国大学受験では、TOEFL、SATのテストの得点が最重要です。



ほとんどの難関大学では、これで合否が決まるか、合格者の絞込みが行われるかのどちらかになっています。



勿論、この統一テストの成績を提出せずに受験できる大学も、たくさんありますが、それらの大学は、一般的にいうと、あまりレベルの高い大学ではないと言えます。



 



 ですから、もし、ある程度のレベル以上の大学を目指すなら、統一テストを受けないという選択肢はありません。



逆にいうと、できるだけ、早く必要な得点を出すように努力することが、必要です。



もちろん、学科試験の教科を学習することも大切ですが、最も早く対応を迫られているのは、この統一テストの対応です。それは、統一テストの得点は、出願よりはるか前に必要な得点を挙げなければならないという、時間的な制限があるからです。





 統一テストをいつから受けだすのかは、一概にはいえませんが、早いほどよいと思います。



日本の帰国受験では、統一テストを何回受けても、大丈夫です。



よく、3回以上受けるとダメだとか、いう人がいますが、それは間違いです。

実際「東洋」の受験生は、毎年ほとんどが、難関大学に合格しますが、全員が最低でも5~6回以上SAT、TOEFLを受験しています。



特にTOEFLはスコアを大学に送付する際には、特定の受験日の結果のみしか送付されないので、その人が過去に何回受験したのかは、受け取り手には一切わかりません。



SATの結果は、大学に送付されるスコアレポートには、最初に受験した時から、そのスコアレポートを要請した時点までのすべての結果が、一覧になって掲載されます。



ですから、多い人だと10回を超えますが、それでも、帰国受験ではその中の最高点を採用してもらえるので、心配はありません。



ですから、早く受け始めるほうが、よいのですが、何の準備もせずに受け続けても、得点はあがりませんから、単にお金と時間の無駄になってしまいます。





TOEFL、SATとともに、11年生になれば、受け始める必要があります。



10年生の人で早卒しない人は、自分の現在の実力がどれくらいなのかを正確に知るために一度受験してみるのもよいでしょう。



9~10年生の人はまずTOEFLを受けてみてください。



とにかく一度受けてみて、現在の自分の得点力を見てみましょう。



模擬試験などを受けることを宣伝するところもあるかも知れませんが、それは時間の無駄です。



必ず、本当のTOEFLを申し込んで受験してください。



SATは、11年生になったら、10月~12月の間に一度は、必ず受験してみてください。



もし、9月で滞在が6ヶ月に満たない11年生の人で、英語力がまだ充分でない人は、3~6月まで待ってもかまいません。



ただし、それまでに、継続して実力を上げるように学習をしてください。その場合もTOEFLはSATよりも早く受け始めるようにしてください。

 

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