6/14/2007

こういう男に私はなりたい!?

起きたら、成田へ。アメリカへ。
勢古 浩爾さんの著作より。ほとんど読んでいるのだが、以下の抜粋がどの本かは忘れた。すみません。たぶん、「こういう男になりたい」だと思う。以下の文章をたまに読むことである。どれかに自分は当てはまってないか、と絶えず自問自答せよ。それにつけても、わかるよねぇ。笑うよね。誰かの顔が浮かぶよね。うーん。

(1)胸の大きな女だけが好きな男女の胸が小さいことをバカにする男はアホである。
つまり、努力でどうにもならないことを非難する男。
ただし胸の小さい女は好きではない、というのはその男の好みだからしかたがない。
だったら巨乳女を好きになればいいだけの話である。
好きになった女が胸が小さいからといって文句をいう男は小児的アホである。

(2)自慢する男学歴を自慢し、他人の学歴をバカにする男は頭が悪い。
当然、地位や所属する組織や年収を自慢する男も同類。顔がいいこと、声がいいこと、背が高いこと、酒が呑めることを自慢する、こんな男はむしろ可愛いという見方もないわけではないが、大概はつまらぬ、吹けば飛ぶような男である。
自慢してないようで、暗に自慢をちらつかせ、気づいて欲しくてたまらぬ手のこんだ男がいるが、だれからも相手にされていないことに気づかないという鈍感ぶりは驚嘆に値する。

(3)群れる男ただ意味もなく群れたがる男たち。
同類で集いたがる男たち。
そのなかに引き入れたがる男たち。
その「仲間意識」が金輪際いやである。
お山の大将もお断りだ。
感情が浅く狭いから。
ただのトッチャン坊やである。

(4)露骨に「僕は卑しい男です」と顔に書いてある男つまり顔の悪い男。
「てゆーか」、いやーな顔の男。
いかにもこずるい顔をしている。
見た途端に、うわっ、いやな顔だっ、とおもった男がこれまでに三人実在する。
生きてきた自分の全経験が、この手の顔の男はだめ、というのだ。
つきあったらいいヤツだったというためしがない。

(5)「おれならもっとうまくやる」という男。
他人を貶すことに異常な熱意をもっている男。
そうすれば自分の株があがると思っているらしい。
そのくせ、自分ではなにひとつやらない。
やる前から、そんなことできるわけないと、すでに負けている敗北主義の男。
ただし、やるふりだけは見せるのだ。

(6)「イェーィ」とかいう男。 「イェーィ」とはなんですか、いったい。
大人数だとやたら騒々しいくせに、一対一になるとシュンとしてしまう男。
両手の親指を立て、それを同時に下に向けて上下させながら「ブー」とかいっている植民地根性丸出しの男も同様。
田舎臭い若い男に多い。

(7)別れぎわに「悪いことせずにまっすぐ帰れよ」とかいう男なにしろくどい。
あっさりできないのである。
仲間意識をいやがうえにも感じたがっている。
往生際悪くいつまでも店の前から動けない集団も逆の意味で同様。
離れたいのに離れられない。
さっさと大股でひとり帰ればいいのに、とおもう。

(8)自分にしか関心のない男ひとの話を聞かない。
全部いわなくても、全部わかっているよと態度で示したがるアンポンタン男。
そのくせひとの話には横から割り込んできて自分の見解をひけらかしたがる。
耳だけはコウモリのようにアンテナを張っているのである。
どうしてこのような男が発生するのかが理解できない。

(9)上にへつらい下に威張る男前述のコウモリ男に多い。
亜インテリといおうか。
一見、謙虚にして腰が低いが、自分が不利になると一転して威丈高になる。
そのくせ上司の前にでると、なんだ全然態度ちがうじゃないかというくらいへりくだって、思わずこっちの腰が抜けそうになる。

(10)ウソくさい男電話でお辞儀をする男は好きだが、猫撫で声をだす男のウソくささ。
一見善人ヅラ。
根は悪い男じゃないと思わせながら、根が腐っている。
そつがなく、しれっとしてもっともらしいのだが、いたるところで言動の一貫性が破綻している。存在そのものがウソくさいのである。

0 件のコメント: