10/09/2007

幸運と不運の法則 小野十傳


幸運と不運の法則 小野十傳


①ちょっとした仕事で早い時期に頭角を現す
②その分野での仕事に疲労を覚えない
③一つの仕事が終わってもパワーが残っている気がする
以上の条件に合致する仕事こそ、適職です。
もしも、好みだけでその道を歩いていると感じたならば、すぐに方向転換を図る行動に出ることが大切です。


アイデアが浮かばず苦しんでいるとき、私はいままで読んだことのない分野の本を無作為に開いて、そのページを隅から隅まで読むようにしています。すると、大げさではなく100パーセントの確率で、すばらしいアイデアの卵を発見します。
脇道に逸れますが(脇道こそ大切です)、努力しても成績が伸びない学生がいます。その学生は、教科書の欄外を無視して勉強していることがほとんどです。欄外のどうでもいいようなことを覚えておくと、次の試験では確実に成績が10点以上は上がるものです。


いくつかの名刺をつくり、それぞれの場所で使い分けることは、幸運を呼び込むコツを会得するための方法になります。


不運になると、とたんに家相や方位に神経質になるものです。しかし動いてはいけません。自分の居場所をキープすることが大切です。


時代の流れなど無視するという意識をもちましょう。時代にペースを合わせようとせず、自分のペースに生き方や考え方を戻すのです。古臭くていいのです。方言が出ていいのです。
不運時はパワーは自分のパワーが欠けていますから、いちばんラクな生活にペースを戻すことです。それが「五行哲理」に則った生き方です。


まだ可能性があると思うのは錯覚です。もしもほんとうの可能性があるならば、それを幸運のときに実行していたはずではないですか。
不運のときにすばらしいと思うヒラメキは、幸運時には見向きもしなかったカスのアイデアです。
三ヵ月間、とにかく人脈を断ち切りましょう。そして、お金儲けとは縁もゆかりにもなりそうもない趣味をつくって、それに没頭するのが正解なのです。


不運だと感じたならば、最初にすることは、それまで使っていた靴を捨てて新しい靴を購入することです。靴は運気とリンクしている
場合があるからです。不運の兆しは、最初に足から発生することに気づいている人は少ないでしょう。
足の骨折や捻挫は、運命学から見れば許されざること。運を獲得するには足が必要不可欠だからです。
つまり行動力、フットワークが幸運をつかむためには必要なのです。


①体調はいいか?
②いままでの人間関係に変化はないか?
③贅沢をしていることを公表していないか?
④相手をほんとうに楽しませているか?
⑤親族に病気持ちがいて、その面倒を真剣にみていないか?
⑥異性からモテすぎてはいないか?
⑦眉の手入れをしていないか?


自分の運命における五行の偏りを知れば、もはや恐れることはありません。「子孫」に偏っているのであれば、「父母」で(-)にするか、「妻財」を活性化させてパワーを漏らせばいいのです。「官鬼」に偏っていれば、「子孫」に該当することで自分の「官鬼」傾向を(-)し、あるいは、「父母」にあたることを実践して「官鬼」の過剰なパワーを散らせばいいのです。


現実の世界では、見切りをつけることが大切なのです。あきらめられずに、幸運をつかめるはずの人生を無為に送り、ついには犯罪者となったり、アヤシイ宗教の狂言者となるケースがあとを絶ちません。犯罪者や狂言者は、上手に見切りをつけられなかった人のなれの果ての姿と断言してもいいでしょう。
人生には可能性がたくさんあるのです。一つの可能性が失敗したからといって、それに縛られることはきわめて危険です。

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