3/18/2008

非常識な成功法則 神田昌典

非常識な成功法則 神田昌典


・お客にへこへこしない。
・在庫は持たない。
・アフターサービスが必要なものは売らない。
・正社員は採用しない。
・身をすり減らすような仕事はしない。
・いやな会社や、人とは取引しない。
・コールドコールはしない。
・無料でアドバイスはしない。
・下請けはしない。



つまり、「やりたくないこと」を明確化することによって、本当にやりたいことが見つかる。
それは、あなたの潜在的に思っている願望を引き出してくれる。世間体、家族からの
期待、友人・知人の知識。そんな手垢のついた「やりたいこと」ではなく、あなたの心が
求める、本当の「やりたいこと」に光を当てる。


【ステップ1】 「やりたくないこと」の明確化
いま、この瞬間、人生から消し去りたい、嫌なことをできるだけ多く、紙に書いてください。
あなたが魔法使いだったら、一体何を消しますか?


【ステップ2】 「やりたいこと」の明確化
今度は「やりたいこと」を紙に書き出してください。何も制限を加えないでください。


・本当に、やりたくないのか?やりたくないことの中で、さらに一番やりたくないことは、
いったい、何なのか?(例:会社がやりたくないのではなく、売込みをしたくない)
・私は、次のステップに進むために、現在の経験から、既に十分な学びを得たか?
・もしまだ十分な学びを得ていないとすれば、十分な学びを得るためには、いったい
何をする必要があるか?それをいつまでにやるか?


・自分の命があと半年しかなかったら、いったい、何をやらなければならないのか?
・その半年の間に、お金を一銭ももらえなくてもやるべきことは何か?


・子供のときにどんな辛いことを経験したか?
・父親(母親)とは、どんな葛藤があったのか?
・いままでどんな苦労をしてきたのか?
・その苦労には、どんな意味があったのか?


自分で、自分の現実をコントロールすること。
自分の現実は、繰り返される言葉、自分で発する言葉、そして他人が同調する言葉で
コントロールされる。であれば、自分の都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発すれば
いいことになる。これは自分自身に催眠術をかけることに他ならない。


ここで重要なのは、短期の目標設定の方法である。短期目標をスムーズに達成していくための
優れた指標として「SMARTの原則」がある。SMARTは、次の英単語の頭文字を表している。


S  (Specific)    具体的である。
M (Measurable)   計測ができる。
A (Agreed upon) 同意している。
R (Realistic)    現実的である。
T (Timely)     期日が明確。


【ステップ1】 第1および第2の習慣で明確にしたあなたの目標を楽々、何の問題もなくこなせる自分の肩書き
(セルフイメージ)を作ってみよう。仕事だけではなく、趣味・家族の分野での、いろいろな肩書きを考えてみよう。


【ステップ2】 さらに徹底するのであれば、そのような肩書きにふさわしいのは、どんな服装、髪型、持ち物か?
ひとつでもいいから、自分の外見を変えるところから始めよう。


ひとつには、完璧を目指さないこと。不完全、曖昧さを許容すること。
まず重要なのは、世の中には完璧はないということである。会社も人生もすべて100%完璧ということはない。
逆に100%完璧だったら、逆にどこかから影が噴出すると思って気をつけたほうがいい。家は汚れているぐらいがいい。
家庭は不満なぐらいがいい。会社も不満なぐらいがちょうどいい。表があれば裏もある。突出すれば、欠けるものが
でてくる。だからカリカリしないで、気楽にやったほうがいい。


二つめには、当たり前の話だが、家族を大事にすること。
子供や妻は、自分の影をみせてくれる存在である、家族に嫌な面があったら、それは自分の姿を忠実に映してくれる
鏡である。家族が暮らしているのは、お互い学びがあるからである。相手の嫌な面を見るたびに、自分はどんな学びを
得るべきなのかを考えること。その学びを得なければ、同じことが繰り返し起こることになる。


三つめには、稼いだお金を有効に使うこと。
お金を稼げば稼ぐほど、そのお金をどのように社会に還元するかについて真剣に考えなければならない。欧米の資産家は、
収入の10%は必ず寄付するという習慣がある。慈善事業にお金(エネルギー)を回すというのは、影が濃くなるのをコント
ロールするという役割があるのだろう。いわゆる浄財というコンセプトだ。


やっぱりお金じゃない。新しい自分に出会うことが重要なんだなぁ。
お金があろうと、お金がなかろうと幸せには関係ない。
いままでの自分の枠を取り外していく。
いままで見えなかった現実が開ける。それが幸せなんだと。

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