6/19/2007

野口体操

今日これから、日本に帰る。

今回の出張もたくさん読書したな。旅で読書は最高。



野口体操の野口先生語録。為になるなぁ。


野口語録

1 今まで出来なかった難しいと思われるうごきに向かいあったとき、緊張努力を増すことで、解決しようとする姿勢が多く見られるが、それは大きな間違いである。



2 そのうごきが最もよく出来たとき、最も楽で気持ちがいいというあり方を見つけたい。



3 楽であるということは、決して消極的な概念ではなく、ゆとりある積極的なあり方である。


野口語録

1 一番をきそうのではなく、よりよいもの(こと)を求める。



2 目的とか効果とか価値は、もともと本質的に感覚と同じく主観的なものであり、最後の審判は自分自身による判決である。



3 からだを前に屈げたり後ろに反ったりするには、筋肉の緊張によるという考えを捨てること。基本的には筋肉を緩めて(解緊)することによって、ぶら下がり、そのことによって結果として前に曲がったり、後ろに反ったりという形になる(弛ませ曲線)。



4 目的効果をあえて言わない理由は、目的や効果や予測は、意識化・言語化をしなくても関係のなかから結果として生まれてくるからである。



5 意識は脳のはたらきの一部であることを常に念頭におかなければならない。意識のはたらきを含む脳全体のはたらきで、筋肉に情報を伝えるのかもしれないが、脳以外の神経組織(細胞)すべてがかかわってはたらくのが事実であろうと、私は考えている。

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