9/18/2007

プロ相場師の思考術


プロ相場師の思考術ー「運」と「ツキ」の考え方/高田智也



私が相場師をしている理由は、

「自分ができる仕事の中で、人からの評価が一番高い」

ということにほかなりません。私ができる数少ない仕事のなかで、これだけは誰にも負けない自信があるからなのです。



相場の世界は、どんな世界より成功すれば見返りは多く、失敗すれば厳しい世界です。



一人の弟子に聞くと、

「将棋の考え方は、相場そのものである」

「考える必要のあるゲームができる人は、相場に向いている」



相場師として成功した人たちの共通点は、「根気のある人」です。

根気のない人に、本当に強い人はいません。



根気のある人、どんなことでもやれる人は、本当に少ないです。

苦しい時期を粘りきれるか。これで相場ができる人間かどうかがわかります。



「本を読む早さ」

「ルールを覚える早さ」

「投資対象を理解する早さ」

相場で強い人ほど、投資対象のルール、基礎を理解するのが早いです。



私は、相場の強さと、学習した時間は比例すると思っています。



「余計なことを聞いて、相場ができなかった。儲けられなかった」

という経験は、私だけでなく、みなさんもあるでしょう。

「相場に勝つ情報は少なく、深く利用する」



「強くなってからでないと、投機に参加してはいけません」

学習があやふやな状態で、絶対にお金をかけてはいけないのです。

学習した時間が長い人ほど、この世界で成功する可能性が高いのです。逆に言うと、何もせずに相場に参加した人ほど、資金を失って、自信をなくすだけです。



常識や世のきれいごとも、そして相場も一度疑うと必ず違う世界が見えてきます。



相場に強い人の多くは、しっかりと自己分析ができていることに気づきました。私は、自分を客観的に見ることができます。



役に立つ書籍

「チャートの救急箱・伊藤智洋」

「課プランのオプション売買戦略・パンローリング」

「文系人間のための金融工学の本・日経ビジネス人文庫」

「ゾーン相場心理学入門・パンローリング」

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