1/16/2008

新大学教授になる方法 鷲田小彌太









新大学教授になる方法 鷲田小彌太

大学教授を目指す人に大声で知らせたい10の裏技

裏技1→敵を作らない

裏技2→指導教授のワークス(研究業績)の上に自分の成果を積め

裏技3→周囲の研究者の論文を読め

裏技4→研究誌を作れ

裏技5→有力者を顧問にせよ

裏技6→“裏付け”はしっかり

裏技7→配偶者の選択を誤るな

裏技8→両親に堂々と援助を乞え

裏技9→頭の休息には本を読め

裏技10→生活は規則正しく

 


国立情報学研究所
http://jrecin.jst.go.jp/


関口先生がいうには、肉体労働の価値(価格)は量(労働時間や出来高)で決まる。知的労働の価値は「何か」(漠然たる目に見えない、手に取れないもの)で決まる。


私は、人間にはいろんな生き方があっていいと思います。いろんな生き方を許す社会がいい会社だと考えます。
アメリカは、自国中心主義であり、貧富の格差があり、人種差別があり、治安が悪く、麻薬と犯罪の社会です。そんな社会に住みたくないですね。私もそう思います。でも、それは一面でしょう。アメリカのよさは、なによりも、チャンスの多いことです。選択肢がたくさんあります。意欲のある人にとっては好ましい社会に違いありません。人間のもっとも大きな幸福感は、自分の好きな仕事を心おきなくすることができ、それが相応に評価され、より自分の望むべき仕事へと拡大してゆく道が開かれるということではないでしょうか。


あらためて確認してください。なぜ大学教授になろうとするのか、と。
私は、どういう動機で大学教授になろうとしても、それはいいと思っています。
①研究と教育に心おきなく没頭できる環境を得ることができる。
②週休3~5日。夏、冬休みがたっぷりある。留学もできる。時間的余裕がある人生を送ることができる。
③定年が遅く、体力を要せず、高齢まで安定した地位を確保できる。
④弱肉強食のビジネス世界とは違う、競争原理一辺倒ではない、より人間的な世界が大学にはある。
⑤教えることが好きだ。学生に私の情熱をぶっつけたい。
⑥大学教授には社会的ステータスがあり、医者や弁護士同様、世間体もいい。
⑦言動に関して個人的自由がより多く保証されている。一種の自由人として生きることができる。
⑧苦労して育ててくれた両親、あるいはつれあいが喜ぶ。
⑨小説家でも駄目だった。評論家は無理だった。ジャーナリストでは中途半端。フリーランサーはしんどい。でも語るのが好きだ、書くのがいやじゃない、大学教授には語り書くチャンスも、暇もある。

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