1/15/2008

ストレスのない人生のために









ストレスのない人生のために単純ですぐできる 7つの習慣


世界中の金を溶かしてひとつの金塊にすると、全部で8部屋の家にすっぽりおさまってしまう。
何十億ドルの価値に相当する金をすべて持っていても、君は、友人、性格、心の平穏、
清い良心、永遠の悟りを買うことはできない。
                        ―――チャールズ・バニイング(1842-1911)
                                          アメリカの哲学者


昔の友だちは良かった
学校時代の友人のほうがずっと義理堅く、素敵で親切で、いつも連絡をとっていたと、今の友だちに
言ってあげなさい。友だちはあなたの正直さを喜んで、すべてについて完璧を求めようといっそう頑張る
でしょう。
彼らは改善する機会が得られたことを喜ぶでしょう。そうしたら、同じ理屈つまり、過去がすべて未来に
勝るというあなたの哲学のおかげで、友だちでなくなったときに初めて、完全な友人になれることを言って
あげるのです。


過去は私たちにとって安全地帯で、未来は危険地帯なのです。ですから、未来に背を向けて昨日の
ために生きることは、たいへん意味があるのだとわかるでしょう。
将来には老化と老衰、病気と死が待ち受けています。過去には誕生と青春、健康と熱気、遊びと
楽しみ、活力と熱狂があります。昔は良かったのですし、未来は悪くなるのみです。


未来主義者が私たちに求めることは、ただ効率と成功であり、生産的かつスマートでケチなことです。
私たちはそんなことは求めません。グズで気ままで、楽しいことを探して、幸福でありたいのです。スマートで
あるよりも、太っていたいのです。


かっこよくスマートな生き方は排し、だらしなく、自分らしい生き方をしたいのです。恐怖にせきたてられて
行動するのはやめて、恐怖を感じたら尻込みすることにしましょう。魂のためにチキンスープはごめんです。
かわりにおいしい紅茶を飲みましょう。子供、イルカ、ビスケット、恐怖、怒り、両親、ハート・スペースと
いった内的なものと触れ合いたいものです。ファーストフードや上品なテレビはいいものです。無能で、
のろまで、役立たず、弱虫で、なまけものでありたいのです。世界を支配したいのですが、それも控えめに。


「携帯電話を持ったサル」からおさらばしなさいと提案します。技術の急速な進歩に追いつこうとして、
つい便利さに惑わされ、結局は自縄自縛になる。効率的だと思いながら、実は身のまわりに記憶の鎧を
何重にも重ね着している。時計も外しなさい、そして時間の束縛から自由になりなさい。それが本当の
生き方であると著者は訴えるのです。
ひとまず裸になって、幸福を探してみよう。そして自分の心のに従って生きようというのです。それには
「効率を捨てた暮らし」、「嘘をつかない生き方」、「相手にノーと言わない付き合い」など、素直で効率に
惑わされない自分を育てなさいと、日常生活の中での実践的な方法を紹介しています。

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